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ミルフォードサウンドからテ アナウへ
〜洞窟の土蛍を見た〜

テ・アナウ洞窟の中を流れる水


2009年11月5日(木)つづき

テ・アナウのホテル
ミルフォードサウンドから再びテ・アナウに戻り、ホテルにチェックインです。部屋で一息入れて17時半、ロビー集合。テ・アナウ湖を船で向こう岸まで渡り、テ・アナウ洞窟の土蛍(グロウワ−ム)を見に行くのです。
土蛍の洞窟はテ・アナウ湖の西岸にあり、オーロラ洞窟系として知られる迷宮洞で1万2千年ほど前に形成されたそうですが、浸食された石灰岩については3500万年前くらいまで遡る事が出来ると見学のしおりに書いてありました。
湖上を走る
向こう岸というのですぐかと思いきや、30分以上小雨模様の湖上を鈍いモーターの音を立てながら走りました。
この船で到着






到着です。不思議な感じの場所です。森の中の洞穴に入ってゆくような感じ。先ず事務所のような部屋に入って土蛍の説明を聞きます。


説明を聞く
土蛍は日本の蛍とは全く違うキノコバエという昆虫です。同じくしおりには
○その一生で土蛍がえさを口にするのは幼虫の時期だけです。成虫には口がありません。
○空腹であればあるほど、幼虫はより明るい光を放ちます。
○お静かに!土蛍は物音にびんかんです。
などと書いてあります。英語の説明は残念ながら良く分かりませんでした。

洞窟断面図 我々が入った洞窟の断面図です。狭い洞窟の中をはじめは歩いて参ります。驚いた事には洞窟の中に滝があり、その水がものすごい音を立てて流れているのです。
マオリ語でテ・アナ・アウは、「雨のように水が迸る洞窟」という意味だそうで、地下水の音はすさまじいものでした。しかも明かりをつけるとツチボタルが光るのを止めてしまうとか、声をだしても、くしゃみをしても消えてしまうというので、黙々と暗闇の中を進んで行きます。

フラッシュも焚いてはいけないというので、カメラはここで仕舞いました。この頁冒頭のの画像に写っている水の流れの音をご想像下さい。
上の断面図の終わりのあたりで船に乗りました。このあたりに来て、ようやく水音が遠くなり、闇と静謐の世界となり、頭上に星のようにツチボタルが輝くのを見る事が出来ました。神秘的で、想像以上に美しい光景でありました。洞窟の奥深く、人知れず瞬いている生き物を初めて発見した人はどんなに驚き、感動した事でしょう。

 誰も彼も無言となりて闇の中に一生を光る土蛍見る

   

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