憧れのコッツウォルズへ

アーリントン・ロー


2010年6月26日(土) 第三日目 

 バスルームでは一寸トラブルがあったが、周囲の環境は素晴らしいホテルであった。 大体、こちらに来てから、ホテルを取り巻く自然がゆったりとしており、快適である。毎朝ホテルの周囲を散歩するのが楽しみとなった。このホテルは裏庭が広々として、小川もあり、小鳥の声を聞きながらの散歩は気持ちが良かった。



今日の出発は午前8時。コッツウォルズの村々をめぐり、そして長年憧れていた本場のマナーガーデンへ行く日である。今日の天気予報は晴れ、時々曇り、気温は最高29度位とのこと。

先ずはデザイナーでもあり、文学者でもあるというウイリアム・モリスの愛したバイブリーへとバスは走る。バスの中でいつものように添乗員さんが色々話をして呉れる。
今走っているコッツウォルズの幹線道路は、殆どローマ人が建設したのだそうだ。また、美しい丘陵地帯に羊を持ち込んだのもローマ人で、結果イギリスは羊毛の一大生産国となったのだそうだ。ここの羊は長い毛を持っており、富をもたらした。一名コッツウォルズのライオンと言われている。ものの本で見ると本当に立派な顔をしている。

と、そんな話を聞いて居るとき、窓の外が一面真っ赤になった。すご〜い!ポピーの大群落だ!真っ赤な絨毯をどこまでも敷き詰めたような素晴らしい景色。写真をと思っているうちに景色は過ぎ去ってしまった・・・

 昨日も同じように白い花を敷き詰めた見たことも無いように美しい景色に出会った。添乗員さんもその事を思い出したのか、ホテルで聞いた話をしてくれた。
その花は、かすかな薄紫だそうだが、フラックスというそうだ。日本名では、亜麻の花。ああ、なんてロマンチック!
その種(リンズィード)から、工業用の油を採るそうだ。本来はもっと暖かい地方で咲く花だそうだが、温暖化現象で年々咲く時期が早くなっているとのこと。そこまで話を聞くとちょいと現実的になってくるが、何しろ例えようもなく美しい風景であったのにこれまたもそもそとデジカメをまさぐっている間に通り過ぎてしまったのは残念無念であった。  バイブリー地図

やがてバイブリーの村に到着した。本当にこぢんまりとした村で観光客が居なければ殆ど人影も見られないのではないかと思われる。
清らかな水の流れるコルン川には鱒が沢山泳いでいた。鴨たちものんびりと遊んでいた。

聞きなじんだ「蜂蜜色」の家々に、薔薇やさまざまな6月の花々がとても良く映えて美しい。ここに来ると必ず話しに出る「アーリントンロー」というのは、14世紀に羊小屋や倉庫として建てられた十数軒の石造りの家で、この頁のトップの画像がそれである。現在はナショナルトラストによって保護されており、今も此処に人が住ん実際に生活しているそうである。ぐるっと一回りしても1時間もかからない。何の花の綿毛か、道が真っ白になるほど散っている。犬を連れて散歩する人に出会った。

何の木の綿毛か白く降る小径犬連れ歩む人と緑と
ナショナルトラストに守らるる石の家々を囲みて六月の花はとりどり

バイブリー をクリックすると読み込みにちょっと時間が掛かりますが、そんな風景を写したスライドショーが始まります。)


   

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